横浜磯子ロータリークラブの新しい会長として、奉仕活動に取り組む 浅木 克眞さん 東町勤務 58歳
地域に根差した奉仕を
○…様々な奉仕活動に取り組んでいる横浜磯子ロータリークラブ。その53代目会長に7月1日、就任した。「歴史と伝統のあるクラブの会長として、責務の重さを感じています。警察や消防、区役所などと連携を図り、地域に根差した奉仕活動に取り組んでいきます」。36人の会員とともに、テーマとして掲げる”価値ある行動、それは奉仕である”の実践に挑んでいく。
○…クラブへの入会は12年前。根岸小学校PTA会長の先輩でもあった、当時のクラブ会長に誘われたのがきっかけだった。「あのころは会員も60人ほどいて、名前と活動を覚えるのでめいっぱいだった」と振り返る。最初は例会に昼食を食べに行く感覚だったが、「周りは経験豊富で、磯子での貢献度の高い方たちばかり。卓話も毎回興味深く、非常に有意義な時間になった」と笑顔を見せる。
○…生まれも育ちも岡村で、4人兄弟の末っ子。小さいころは、近所の山に入っては、蝉とりなどで遊んだ。「当時はちょうど、根岸湾の埋め立てをやっていて、家の周りの山が次々に取り崩されてなくなっていってたよ」と目を細める。磯子小から聖光学院中学高校に進学し、横浜市立大へ。「ずっと横浜を離れたことがないんだ」と語る表情は、誇らしげに見える。卒業後は父親と同じ税理士に。「幼稚園の頃からなると思っていた。途中1度も迷ったことはなかったね」。ほかの事務所で経験を積み、クラブ加入と同じ頃、父の事務所を継いで所長となった。
○…同じく税理士の長男は家を出て、現在は妻と長女と3人暮らし。区内で自宅を探していたが、購入した物件は中区。「買ってから分かったんです。隣の家までは磯子区なんだけど」と肩をすくめる。趣味は剣道、ゴルフやテニス、マラソンなど。仕事で大切にしているのは”三幸の精神”。「顧問先、社員、事務所の3つが成功しないと、成功とはいえない」。その精神を胸に、クラブの舵取りに臨む。
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