官民一体で地域の安全を エコモと警察がタッグ
東京ガスライフバル横浜南・洋光台店を運営している東京ガスエコモ(株)(森川伸一代表取締役会長兼CEO)は6月25日、「地域安全に関する協定」を磯子警察署(野尻幸雄署長)と同店内で締結した。
この協定は、業務中に防犯パトロールを行うなどを定めているもの。同社は今年2月に港南署とも同内容の協定を結んでおり、活動をすでに始めている。今回の協定は活動範囲を磯子区にも増やした形だが、磯子署としては民間企業と同様の内容で協定を結ぶことは初めてで、官民一体となって地域の安全を守る新しい取り組みとして注目される。
具体的には、同店でガスメーターの検針員をしている従業員が「エコモ防犯パトロール隊」を結成。隊員は右胸にピンク色のワッペンを付け、検針業務で顧客宅を訪問する際に、チラシ配布などの広報活動や、犯罪情報の通報、独居老人宅における異常事態の察知、通報などを行う。
森川会長は「当社社員はお客様の家を毎日巡回している。これを社会貢献活動に活かせないか」と活動を始めたきっかけを話し、「磯子区の安全安心に協力していきたい」と抱負を語った。また、野尻署長は「自分達のまちを自分達で守るという意識を本当に心強く思う」と活動に期待をかけていた。
パトロール隊の隊長となった清水佐貴子さんは、「1日200から300件のお客様を回っているが、このお客様との接点を活かし、地域に貢献していきたい」と力強く話していた。
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