速報!商店街アンケート
本紙3月号で商店街復興に向けての取組みについて取り上げ、その際、近く実施予定の浜マーケット(磯子商店街商業協同組合)に対する市民アンケートについてご協力をお願いいたしましたところ、6月末までに大変多くの方々よりご意見を頂戴しました。ご回答いただきました方々には心から感謝を申し上げ、その結果を速報値としてまとめましたので報告いたします。
今回のアンケートの趣旨は、浜マーケットが取り壊され大型ショッピングセンターが建設されようとしているという仮説をたてて、市民の方々から率直な意見を募るという今までにない設問により、商店街に対する思いを計測し、その価値を金額で表そうとするものです。最終的な金額測定にはもう少し時間がかかりますが、今号では皆さんから寄せられたご意見を中心に掲載させていただきます。
回答数▽114
設問1・浜マーケットを存続させるために、3年間限定で基金を創設し、一世帯当たり3000円の寄付を募ることに賛成ですか?(基金は浜マーケットの再生計画などに活用)
回答▽賛成/57・反対/22・わからない/35
設問2・反対(わからない)と回答された理由をひとつ選んでください
【1】寄付金が高すぎる/8【2】生活に余裕がない/1【3】寄付によって存続させること/8【4】存続は必要だが基金を活用するのではなくボランティア等で支援/18【5】その他/22(主な意見▽横浜市として何ができるかがわからない▽横浜市として商店街をどうしたいのかによって賛否が分かれる▽再生するために必要なことが寄付とは思わない▽商店街で買い物をしたいが、地元密着だと入りづらい雰囲気があるので何とかしてほしい等)
設問3・賛成と回答された理由について選んでください(複数回答可)
【1】利便性/15【2】人のふれあい/27【3】昔からの愛着/32【4】次世代に残したい/13【5】空き店舗を活用した/17【6】まちづくりの拠点/38【7】存在価値/18【8】その他/19(主な意見▽商店街の目玉があるといい▽商店街はなくなってほしくない▽活性化するなら協力したい▽再生のビジョンが見たい等)
今回の集計結果で、多くの方が商店街を何とかして守りたいと思っていることがわかりました。その理由として、商店街に対する愛着や、まちづくりの拠点、空き店舗の活用といった価値を見出していることがあげられます。そうした「地域のチカラ」と商店街(個店)、行政が連携した取組みが重要と考えますが、行政が進める施策も市民に理解されていないのではその成果も半減してしまいます。今後も引き続きアンケートの結果を踏まえた商店街振興に努め、逐次ご報告させていただきます。
関勝則 横浜市会議員
〒 235-0036 磯子区中原 2-1-20 ビラ中原 1F
TEL:045-770-5602
FAX:045-770-5603
確かな学力の向上1月26日号 |
|
神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
|
|
|