振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして磯子警察署(野尻幸雄署長)で9月27日、感謝状の贈呈式が行われた。
表彰を受けたのは、三浦藤沢信用金庫磯子支店の渡辺秀史支店長と、窓口担当職員の西倉聡子さん。2人は9月6日、定期預金2件を解約するなど、立て続けに高額の預金引き出しに訪れた女性に対して積極的な声掛けを行い、現金の用途などについて確認。詐欺の可能性があると判断するとすぐに警察に連絡し、駆けつけた警察官と一緒に女性を説得して、息子をかたった振り込め詐欺の被害を未然に防止した。
「お客さまの財産を守ることは、金融機関の役目。それを果たせてよかった」と西倉さん。渡辺支店長は「支店長会議などでも、体を張ってでもお客さまの財産を守るように言われていました」と話した。
野尻署長は「職員2人の最初の判断と迅速な警察への連絡が、被害を未然に防ぐ結果となった。今後も金融機関と連携し、被害を防止していく」と語った。
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