横浜市立杉田小学校(岩崎良之校長)で11月16日、アフリカ・ガボン共和国の大使による講演が行われた。児童たちは講演を聞き、昼食を共にすることを通じて交流を深め、アフリカやガボンなどについて学習した。
今回の交流は、来年6月に横浜で開催されるアフリカ開発会議に向けて、横浜市が取り組んでいる「一校一国運動」の一環として行われたもの。区内では杉田小が実施校となっている。
杉田小学校を訪問したのは、対象国となっているガボン共和国のフランスワ ペンジェ ボンビラ臨時代理駐日大使と、大使館マーケティング推進室のギルバート イザンド室長の2人。会場の体育館では、5年生84人が大使らを出迎えた。
大使ははじめに、ステージ上のスクリーンに資料や映像を映しながら、母国語で、国の場所や面積、気候や自然、歴史や文化などについて講演を行った。その中では、豊かな自然が広がり野生のゾウやゴリラなどが生息することや、15世紀にやってきたポルトガル人が上着のコートに似た入江の形を見て、ポルトガル語でコートを意味する「ガボン」と名付けたことなどを紹介。マンガンやマグロ、木材などの輸出を通じて日本とつながりがあることについても説明した。また、児童たちの質問にも、一つひとつ丁寧に答えていた。
講演後には大使と児童たちは教室に移動。一緒に給食を食べ、会話を楽しんだ。
大使は「これを機に、ガボンへの関心を持ってもらえたら嬉しい」と話した。
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