磯子福祉保健センターと磯子図書館が共催した「おいしいおはなし 読み聞かせ会」が12月11日、図書館を会場に実施された。
当日は、未就学児とその保護者15組ほどが来場。はじめに図書館職員が、3種類の野菜が会話する『にんじんさん、だいこんさん、ごぼうさん』と、子どもたちが親と一緒に釣りを楽しむ『ねずみのさかなつり』の2作品を、子どもたちに読み聞かせした。
その後、福祉保健センターの職員が、物語に登場した3つの野菜を手に進行を担当。子どもたちは、先ほどまでお話に出ていた野菜が目の前に並んでいる様子を不思議そうに眺めたり、実際に野菜を手にしたりした。さらに、ねずみの家族が釣り上げた魚を食べるという設定で、タイの豆乳コンソメトマトソース煮が参加者全員に振る舞われると、親子で楽しそうに料理を口にしていた。
担当者は「食育というと親子で料理しなくてはいけないと難しく考えがちだが、今回のように物語と食材を関連付けることを通じた食育があることも知ってもらえたら」と話した。
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