毎年恒例の磯子警察署武道始め式が1月24日、署内4階の道場で行われ、立ち見も出るほど多くの住民が来場し、署員たちの熱戦を見学した。
冒頭、柔道と剣道両師範による注意事項の確認が行われた後、演武がスタート。柔道と剣道それぞれで、1人の選手が負けるまで相手を変えながら試合を続けていく高点試合や、空手道の形などが披露され、会場は選手たちの迫力ある試合と熱気に包まれた。
その後、署員と杉田劇場スタッフが結成した「磯子ピースアンドスマイル」が登場した。昨年秋に、杉田劇場での防犯イベントで披露したAKB48の楽曲『ヘビーローテーション』の替え歌を再び演奏。歌詞は、痴漢やネット犯罪への注意を呼びかける内容となっており、明るい音楽と歌にのせながら、来場者たちに防犯と被害に遭った場合はできるだけ早く警察に相談するよう訴えた。
実戦逮捕術では、署員たちが役者として、犯罪者や変質者、警察官に扮し、ストーリー仕立ての演技を披露。絶妙なやり取りに会場からは何度も大きな笑い声が起こったほか、襲いかかってきた犯人役の署員を、警察官が豪快に投げ飛ばすと、観客からは驚きの声とともに拍手が上がった。
最後に挨拶に立った、野尻幸雄署長は「昨年の管内の犯罪件数は前年よりマイナスとなった。これは関係団体や多くの方々の支援のおかげで、感謝申し上げる。今後とも安全安心のまちづくりにむけ、協力をお願いしたい」と、今年1年の決意を語った。
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