磯子の逸品 歩いて巡る 11人が地元の味に舌鼓
店の前で早速、団子を頬張った
地元の11店舗が協力して企画した「磯子の逸品・よくばりウォークラリー」が３月17日、初開催された。商店主たちが地域などを越えて自主的に協力し合うのは、とても貴重な機会だ。
磯子区が地域の魅力づくりの一環として２０１１年、区内の食をテーマに認定を行った「磯子の逸品」。さらに区では12年10月から今年３月末まで、認定店を巡るスタンプラリーを開催しており、10店舗で飲食や買い物をすると「口コミ特派員」、全26店舗制覇で「伝道師」の認定証をそれぞれ発行している。
今回のウォークラリーは期間終了を前にスタンプラリーイベントを盛り上げようと、認定店11店舗の商店主たちが企画した。
当日は、子連れの家族など、区内在住の11人が参加。認定店の１つ、増田園の店主で伝道師でもある増田正昭さんのガイドのもと、洋光台から根岸、浜マーケット、磯子などを徒歩と電車で移動しながら、各店舗で逸品認定品を購入し、舌鼓を打った。また途中、岡村天満宮などの名所にも立ち寄り、地元での一日を満喫した。
この日の参加者11人のうち、７人が口コミ特派員に認定された。参加者たちは「お店の人と話ができ、また来ようと思った」「普段、岡村や洋光台には行かないので、いい機会になった」と、それぞれ嬉しそうに感想を語った。
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