磯子図書館の展示スペースで4月26日まで、写真展「横濱南部歴史写真帖」が行われている。
このイベントは、磯子をはじめ、金沢、港南、南の横浜市南部地域に位置する4図書館が合同で実施しているもの。
金沢の踏み固められた切通しの道や、根岸湾で進む開発で新しく生まれた土地とそれに伴って失われた人々の営み、古い家々が立ち並ぶ昔のまちかどでの子どもたちのはじける笑顔―会場には昭和から平成までの、横浜市南部地域の様々な風景や祭り、まちの様子などを収めた写真が、学校や商店街、宅地造成などテーマごとに、多数展示されている。
また、各区の歴史や出来事などをまとめた年表や、それぞれの区の特徴をまとめたパネルなど飾られてあり、写真と併せてそれぞれのまちの変遷をたどることもできる。
取材で会場を訪れた4月13日には、借りた本を片手に会場を訪れる男性や、親子連れなどの姿も。小学生の男の子は、自分が知っているまちや学校、駅などを見つけては、「あ、ここ知っている。でも全然違う場所みたい」と何度も驚きの声を上げ、不思議そうに写真を眺めていた。
この写真展は1カ月ごとに4図書館を巡回して行われる。3月には港南図書館で実施されており、磯子が2カ所目となる。今後は、5月11日から26日まで南図書館、6月1日から30日まで金沢図書館を会場に、それぞれ開催される予定になっている。
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