オグシオ、スエマエブームなどで、大人の競技熱が高まっているバドミントン。一方で、小学生までが対象のジュニアチームは、数が多いとはいえない。その中、栗木在住の駒澤雅子さんは7年前から、洋光台第二小学校の体育館で子どもたちの指導に当たっている。
小中高校とバドミントン部で、現在も強豪クラブに所属する駒澤さん。ジュニアチームを作るきっかけは「当時、夫は土日仕事、小学3年の息子は野球で、一人つまらなさそうにしている5年生の娘が楽しめる場を作りたかった」と話す。
1年後、チーム内試合だけでは刺激が少ないことや、「卒業を控えた娘たちに試合をさせたい」との思いから、磯子区と港南区の全小学校に連絡。ジュニアチームがあるか聞いて回ったが、結果はゼロだったという。
その2年後、金メダリスト、中山紀子さんが地元の戸塚区でジュニアチーム大会を行っていることを知り、面識もないまま直談判。現在は、県内外のチームが参加する、戸塚区のジュニア大会に出場している。
一昨年には駒澤さんが所属するクラブチームのコーチが栄区で、昨年には友人が港南区でジュニアチームを設立するなど、裾野は少しずつ広がりつつある。
駒澤さんは「父親と子など親子でも参加してほしい。また、競技経験のある指導者も募集しています」と話す。問い合わせは【携帯電話】090・6537・9800へ。
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