磯子区はこのほど、区地域福祉保健計画(愛称・スイッチON磯子)のロゴ3案を公表し、住民からの投票で最終案を決定すると発表した。募集は、7月1日から10月31日まで。期間中には様々なキャンペーンを展開し、計画への地域住民の認知度向上や活動への参加促進を図りたい考えだ。
区地域福祉保健計画は、高齢者や障害者、子どもなど、地域に暮らす誰もが幸せな生活を送れるよう、区民、地域活動団体、関係機関、区役所、区社会福祉協議会が取り組むべき活動や協力内容などがまとめられている。具体的には、近所での声がけや地域行事への参加、高齢者の見守りや助け合いなどを掲げている。
2006年度からの5カ年で第1期計画が実施され、現在は11年から始まった第2期の3年目。このタイミングでのロゴ案公表と投票募集について、区福祉保健課は「第2期計画では、自治会町内会などの地域の団体や住民参加が要になっている。1、2年目は地域団体や福祉活動をしている人たちへの計画浸透を中心に取り組んできたが、今後は投票を通じてより多くの人に関心を持ってもらい、活動に参加してもらえればと考えた」と説明する。
今回発表された3案は、担当課の職員4、5人がチームを作り、昨年11月からデザイン案を出し合うなど検討を重ねてきた。全ての案には共通で、計画名と愛称、キャッチコピー、イメージキャラクターである「梅さん」が入っている。また、それぞれの案では、スイッチの文字を笑顔のように並べたり、ONの文字をパソコンの起動スイッチに見立てたりと、様々なアイデアが盛り込まれている。
募集期間中、梅さんの着ぐるみが地域のまつりや運動会に参加するなどして、投票や計画の認知度向上をめざす。11月には結果発表と新ロゴ披露会が行われる予定となっている。
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