区内2商店街 市長選でキャンペーン 証明書で買い物サービス
根岸橋商店街とサンモール洋光台は、8月25日(日)に投開票が行われる横浜市長選挙に合わせ、「投票の帰りは、地元でお得なお買い物」というキャンペーンを実施する。個々の商店単位でなく、商店街と磯子区、区明るい選挙推進協議会が協力して企画を行うのは、今回が初めて。
このキャンペーンは、投票後、希望者に投票所で交付される「投票証明書」を持って商店街の中のポスターの貼られた協賛店で買い物をすると、商品の割引や特典等のサービスを受けられるというもの。区内を練習拠点とするプロバスケットボールチームの横浜ビー・コルセアーズの協力もあり、粗品としてロゴ入りソーラーLEDライトも数量限定で配られる。
根岸橋商店街では、10店舗が協賛し、選挙当日から27日の3日間で企画を実施する。各店舗によってサービスの内容は異なるが、上記のLEDライトや商店街のロゴの入ったボールペンなどの配布も行われる。
また、サンモール洋光台では、10店舗ほどがサービスを実施。「選挙で商店街」をテーマに、当日協賛店で買い物をした客に対し、LEDライトやクーラーボックス、マグカップなどの粗品を配布する。
区も取り組み支援
選挙に合わせて商店街がイベントを行うという企画は、昨年の8月頃から温められていた。
実施のきっかけは、区明るい選挙推進協議会が他の区の商店で行われている同様の企画を商店街に紹介したこと。こうした取り組みが地域商業振興につながるとして、区もサポートを行っている。両者の間で企画の調整を繰り返し、キャンペーンは、地域に密着した選挙である市長選に合わせて実施することとなった。今回は2つの商店街での試行となるが、今後は他の商店街にも拡充する計画だ。
なお、市長選が単独で行われた2002年、2006年の投票率は30%台。区内の数値も40・92%、35・3%という結果だった。区の担当者は、商店街のこうした取り組みや、今回のビー・コルセアーズの協力に対し、「選挙への関心を高めるきっかけにもなれば」と話している。
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