上笹下地域ケアプラザで9月12日、地域にある調剤薬局の薬剤師を講師に招いての講座「お薬との上手なつきあい方」が開催された。
当日は、地域住民など約25人が参加。氷取沢町にあるフジ薬局の藤田洋子薬剤師が講師を務めた。
最初のテーマ「おくすり手帳」では、薬の飲み合わせの重要性を話した。薬局内では記録に基づいて、一人ひとりがどの薬を服用しているか分かるが、複数の薬局を利用している場合は確認ができないことを説明。「おくすり手帳に記録を残すことで、服用歴などを見える化してほしい」と呼びかけた。
また、東日本大震災などの災害時には、手帳を持っていた人には素早く投薬ができたというエピソードも披露。手帳を2冊用意し、1冊を避難袋などに入れておくことを助言した。
そのほか、近年多くの病院でも処方されるようになった漢方薬の効果や、利用者が増えているサプリメントなどについても紹介。参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていた。
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