ボールの色を叫びながら、後ろの人にリレーしていく参加者たち
自宅でできる体のほぐし法などを学ぶ教室が９月10日、滝頭地域ケアプラザで開催された。同ケアプラザでは年６回、介護をしている、または興味がある人などを対象とした講座を開いており、今回はそのうちの１つにあたる。
当日は、地域住民など約20人が参加した。はじめに空気穴の開いたゴムボールを親指とそれぞれの指でつまみ、握りつぶす動きを体験。特に薬指と小指はほかの指に比べて１、２kg挟む力が劣る傾向にあり、講師は「普段あまり使っていない薬指と小指を運動させると、脳にもいい刺激になる」と説明を加えた。
また、一人１個ずつボールを持った状態で横向きの車座になり、後ろの人にボールをリレーしていく運動も行われた。渡す際にそのボールの色を叫ぶなど、運動のたびに一つずつ新しい要素が加えられ、参加者たちは戸惑いながらも、賑やかに運動を楽しんでいた。
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