岡村の久良岐能舞台で10月15日と17日の2日間、小学校向けの狂言鑑賞教室が行われた。
鑑賞教室は施設の指定管理者である(株)シグマコミュニケーションズが、社会貢献事業として毎年、磯子区、港南区、南区の小学6年生を対象に開催している。今年は15日に磯子区の6校、16日は港南区の6校、17日は南区の5校の予定だったが、台風の影響で16日の回が中止となった。
取材した教室では、大藏流狂言方の前田侑太郎氏と川野誠一氏が講師を務めた。舞台に登場した2人は、狂言が元々屋外で演じられ、遠くの人まで台詞を届かせる必要性から独特な言い回しになったことなどを、子どもたちに分かりやすく説明。その後、国語の教科書にも採用されている「柿山伏」の一場面を実際に演じると、コミカルな動きややり取りに会場からは何度も大きな笑い声が沸き起こっていた。
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