横浜市消防訓練センター(戸塚区)で10月24日、平成25年度市消防操法技術訓練会・自衛消防隊の部が行われ、小型ポンフ部門に区代表として出場した(株)東芝横浜事業所自衛消防隊が1位となる最優秀を獲得した。同事業所チームがこの部門で最優秀に選ばれるのは、2005年の大会以来、8年振りとなる。
大規模工場など各事業所が組織している自衛消防隊。今回の訓練会では、安全・安心都市の実現をめざし、地域と事業所の防災を担う自衛消防隊の各区代表が出場し、消防技術の訓練成果を競い合う。
東芝横浜事業所自衛消防隊は7月26日にJX日鉱日石エネルギー(株)根岸製油所(鳳町)構内で実施された区大会・消防ポンプの部で最優秀となり、区代表として今回の市大会に臨んだ。
前回の市大会であと一歩の2位という結果だった東芝チームは、昨年の雪辱を果たそうと、日ごろの訓練の成果を存分に発揮。ほかの区のチームを抑え、8年振りの快挙を達成した。
区役所チーム消火栓で3位
同じく市大会の屋内消火栓・男性または男女混成の部には、磯子区役所自衛消防隊が区代表として出場した。
区役所チームは機敏な動きを披露。第3位に与えられる優秀を獲得した。
区自衛消防隊連絡協議会会長で、JX日鉱日石エネルギー(株)根岸製油所の石塚静夫副所長は、「昨年、第2位だった東芝横浜事業所は、最優秀をめざして1年間訓練を重ね、結果を出すことができた」と、今回の市大会を振り返った。
また、3位となった区役所チームに関して、「日ごろの業務の傍ら、区民の安全安心な街づくりを推進する『区役所職員魂』を発揮して、優秀な結果を出した」と総括。最後に「今後も区自衛消防隊連絡協議会が一丸となり、いつ起こるか分からない大地震や火災に備えて、訓練を継続していきたいと思う」と話した。
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