口の中の健康を保つことで、体も元気に―区役所で10月24日、区介護予防普及啓発講演会「健口でおいしく食べてもっと元気に」が行われた。
当日は、65歳以上の区民約20人が参加。洋光台の西公園歯科、渡辺茂院長が講師を務めた。渡辺院長は、最新の研究データなどを示しながら、歯周病と糖尿病の関連性について説明。両方の病気にかかっている患者が全ての歯を抜いて義歯にしたところ、糖尿病の数値が正常値に戻った例などを紹介した。
また、参加者は検査薬を使い、自身の口の中の状態を検査した。色のついた試薬を歯に塗り付け、歯ブラシで軽く歯磨き。その後、水で口をゆすぐと、磨き残しの部分だけ色が残る状態に。渡辺院長は「人には磨き癖があって、同じところが磨き残しになる。意識して歯磨きを」と呼びかけた。
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