横浜市資源循環局磯子事務所(新磯子町・松下博和所長)がこのほど、ごみの削減を呼びかけるオリジナルトイレットペーパーを作成し、2月20日のイベントで初披露した。このような内容をプリントしたトイレットペーパーの製作は市内でも初。今後、区役所や地区センターなどで使用されるほか、同事務所が参加するイベントなどでも配布される。
磯子事務所が作成したのは、「ごみのこと、環境のこと、うーん、と考えてみよう!」と名付けられたオリジナルトレイットペーパー。包装紙だけでなく、ペーパー自体にも、ごみ削減を呼びかける内容がプリントされている。
具体的には、市が進めている削減計画・3R夢(スリム)プランに基づき、マイバッグ・マイボトルなどの携帯や、生ごみ増加の原因となる手つかず食品の防止などを表記している。また、品物ごとの分別方法を調べられるホームページへつながるQRコードも印刷。最近はトイレ内でも携帯電話やスマートフォンを見ている人が多いことから、QRコード経由でのサイトへの接続を促し、啓発活動の効果アップもめざす。
今年度、事務所では自主企画事業の1つとして、トイレットペーパーの作成を盛り込んだ。その理由を担当者は「チラシは1度見たらそれっきりになってしまうことが多いが、トイレットペーパーなら何度でも目にしてもらえる」と話す。
今回、作成されたのは3000個。区役所などが入る総合庁舎や地区センターなど、区内公共施設のトイレで順次使用されるほか、同事務所がイベント等に参加した際の景品などとしても活用される予定。また今後は、区内のスーパーなどにも利用を依頼し、より多くの区民への啓発を進めるという。
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