いそっぴGW 区内施設の連携実る 参加者1000人超え
春の大型連休期間に地区センターなどを巡ってスタンプラリーを行ういっそぴゴールデンウィークの参加者が今年、1000人を超えた。
この催しは、ラリーを行う区内の施設を巡ってスタンプを4つ集めると、景品を受け取れるというもので、区民に各施設の魅力を知ってもらい、今後活用してもらうことをめざして2010年から始まった。
館長連絡会で考案
このイベントは、区内各施設の館長が集まる「館長連絡会」で考案。同会では、施設の管理運営を行う事業者たちが情報交換し、公・民問わず協力関係を築いていくことで、利用者に有益な施設運営をめざしている。
講座内容や利用者数などの面で競合関係にある施設同士。市内他の区では、共にイベントを行う例は極めて少ない。いそっぴゴールデンウィークについて各施設からは「初めて来館する人が増えた」「他の施設を案内できるようになった」などの感想が挙がる。
杉田劇場の中村牧館長は「施設同士のつながりがあれば助け合える。利用者に楽しんでもらえる施設作りを一緒にめざしていくことが大事」と話している。
|
|
|
|
|