横浜磯子ロータリークラブの新会長として、地域での奉仕活動などに取り組む 加瀬 俊一さん 戸塚区在住 63歳
親睦深め、地域に奉仕
○…地域での社会奉仕活動と国際間の親善、仲間との親睦などを目的に活動している横浜磯子ロータリークラブ。その会長に7月就任した。掲げた方針は、”親睦を深め、クラブに輝きを”。「クラブ自体がまとまらないと、事業を行っても活気づかないじゃないですか。親睦を深め、活動していて楽しいクラブにしたい」。32人のメンバーとの絆をより強くしながら、区内の消防や警察、役所などと連携し、地域に根差した奉仕活動に取り組む。
○…クラブへの入会は7年前。当時の会長が高校時代からの親友で、勧誘を受けた。「入るまでは何をしているかも分からなかった。1年ならいいかなという気持ちでしたよ」と苦笑い。しかし活動を始めてみると、普段の仕事や自身では作ることのできない人脈や仲間ができ、行けないような場所や世界に触れる機会が増えた。気が付くと8年目を迎えていた。
○…岡村出身。「当時は横浜の秘境と呼ばれるくらいで、まだ番地もなかった。白川郷みたいに茅葺屋根の家が並んでいてね」と、懐かしそうに振り返る。中学校までは勉強の成績もよかったが、進学した県立横浜緑ヶ丘高校では全く勉強せず、授業をさぼっては友人と遊ぶ日々。しかし19歳の時父親が亡くなり、「大学だけは行ってくれ」という遺言に一念発起。順天堂大法学部に合格した。卒業後、海運代理店の商船三井エージェンシーズに就職。35歳で会社の先輩と貿易会社を作ったのち、39歳で不動産会社へ転職。3年後、不動産管理を行っていた子会社を買い取り独立、今に至る。
○…妻と息子2人の4人家族。趣味は、100を切るくらいという腕前のゴルフと毎日のお酒。「糖尿の気があるから」と、今年1月からはスポーツジム通いも。昔から短気だという性格もあり「『心静かに』という言葉をいつも肝に銘じています」。冷静かつ広い視野で、1年間のクラブ運営に取り組んでいく。
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