長崎県で開催された第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」で10月15日、佐々木智之選手(新杉田ボウル勤務)=人物風土記で紹介=が出場したボウリング成年男子団体戦(2人チーム戦)で、4048点の大会新記録をマークし優勝を果たした。
ボウリングの団体戦(2人チーム戦)は、予選6ゲーム、決勝3ゲームの計9ゲームの合計得点を競う。
佐々木選手が村上武男選手(住電通信エンジニアリング)と組んだチーム「神奈川A」は、予選で2760点を記録。出場していた56チーム中1位のスコアで決勝進出を決めた。予選終了時点で2位とは26ピン差。「油断できない」と気を引き締めて臨んだ決勝では、佐々木選手の連続ストライクに村上選手がターキーをたたき出すなど、2ゲーム目を終えて2位との差を100ピンにまで広げた。「点差を知って、最終ゲームは少しリラックスして投げられた」と佐々木選手。合計4048点の大会新記録で優勝を果たした。
レーンに塗られた油の加減でスコアが左右するボウリング競技。佐々木選手は「今回の会場は比較的難度が高く、難しいレーンで大会新記録を出せたことは嬉しい」と喜びを語る。
チームワーク発揮
佐々木選手と村上選手は昨年の国体で初めてペアを組むも、惜しくも予選敗退。今大会は決勝進出を目標に、リベンジの思いで試合に臨んだ。ミスのカバーなど、要所でチームワークの良さを発揮した点について佐々木選手は「昨年よりも互いの特徴を理解してプレーできた」と振り返る。
佐々木選手は「来年1月のアジア選手権でも良い結果を残して、2015年を良い調子でスタートしたい」と今後の抱負を語った。
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