屏風浦駅前にある磯子将棋センター出身で金沢区富岡東在住の渡辺愛生さんと渡辺誠さん兄弟が昨年12月に行われたアマチュア将棋県予選で優秀な成績を残し、5月に三重県で行われる全国大会への出場権を獲得した。
ふたりが参加したのは、平塚で開催されたアマチュア将棋全国レーティング選手権の神奈川県予選。元奨励会三段や県代表経験者などが出場するなか、ふたりは順調に勝利を挙げて成績優秀者上位2人となり、全国への切符を手にした。
愛生さんは会社員の26歳。昨年までプロ棋士の最終関門である奨励会三段リーグに所属し、プロをめざしていたが、年齢制限で惜しくも退会。今回がアマチュア復帰戦となった。「これまでは勝ち負けがすべてだったが、今回将棋を楽しむということを思い出せた。県代表として頑張りたい」と意気込む。
誠さんは学生の21歳。今回の予選について「リラックスして、普段の力をしっかり出せた」と振り返る。アマチュア棋士として13回、全国大会に出場し、最高は3位。「もちろん優勝をめざしたい」と話した。
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