高齢化と地域とのつながりの希薄化が進む中で、どのように連携し、地域での支えあいを進めるか―。磯子公会堂で3月5日、区地域支えあい事業全体研修会が行われた。
この事業は区福祉保健課が毎年実施している。第2期磯子区地域福祉保健計画「スイッチON磯子II」に掲げられている「地域の支えあいの推進」の一環として開催された。
民生委員や児童委員、自治会町内会の役員等、地域で見守りや訪問活動している人や、関心を持つ人など、425人が参加した。
はじめに、地域の孤独死問題に取り組み、自治会として総務大臣表彰を受賞している千葉県松戸市常盤平団地自治会の中沢卓実会長が登壇。団地内で発生した孤独死の現場写真などをスクリーンに投影しながら、その悲惨さや孤独死になりやすいケースを説明した。また、孤独死ゼロに向けて取り組んできたあいさつ運動や、団地内の空き店舗を活用した交流サロン設置などについても解説を行った。
後半は区内の取組事例紹介として、杉田東部町内会の須田幸雄会長が出演。新たに組織した「ささえあいの会」の活動を紹介した。
磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|