磯子区老人クラブ連合会(佐野弘会長)が創立50周年を迎え、3月6日磯子公会堂ホールで記念式典を行った。佐野会長はその中で、これまでの歴史を振り返りつつ、次の50年に向けての意気込みを語った。
老人クラブは、概ね60歳以上の高齢者が対象。仲間づくりや生きがい、健康づくりのほか、それまでの社会経験や知識を活かした地域貢献などを目的に活動している。
区内では各地域で1960年ごろから、徐々に老人クラブが誕生し始めた。その状況を踏まえ64年度、その当時設立されていた約10のクラブによって区老人クラブ連合会(区老連)が発足した。
その後も毎年、自治会町内会単位を中心に各地区でクラブが設立され、現在はミニクラブを含む77クラブが加盟している。
式典当日は、佐野会長のほか、坂本連区長や区社会福祉協議会の三浦武会長、区連合町内会長会の渡部近司会長、市老人クラブ連合会の大澤謙二理事長らが出席した。
冒頭、あいさつに立った佐野会長は「歴代の会長をはじめ、多くの諸先輩方の尽力があって、この日を迎えられた。また、今日ここにお集まりのみなさんの日々の支えがあっての50年」と感謝の言葉を述べた。そして「高齢者の皆さんには、老人クラブにどんどん参加していただき、これからの新しい50年を作っていきましょう」と呼びかけた。
来賓の坂本区長は「子ども会と老人クラブが元気な地区は、地域全体に活気があると感じる」とあいさつ。そして「ぜひこれからもみなさんの仲間を増やしていただき、元気に活動してほしい」と話した。
式典後には演芸大会も行われ、各クラブ内で活動しているコーラスや踊り、民謡などのサークルが、日ごろの活動の成果を披露し、祝いの席に花を添えた。
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