横浜市は部局の再編を行い、4月から「国際局」と「医療局」を新設した。事業内容や今後の取り組みなどについて、新局長に聞いた。初回は国際局の関山誠局長。
◇ ◇ ◇ ◇
――新設の目的を教えてください。
「これまでの国際政策室、国際技術協力課を統合した局になります。横浜の国際化を推進するために国際と名のつくあらゆる事業をトータルで行い、効果を高めていこうと設置されました」
――具体的にはどのような事業がありますか。
「都市間連携、国際協力が挙げられます。横浜市は8つの姉妹都市、7つのパートナー都市があり、提携は18にのぼります。テーマを具体的にしながら協力を深めていくのも大きな事業と考えています」
――市内には約8万人の外国人が住んでいます。
「横浜での暮らしを住みやすいものにしていくためにも多文化共生が重要で、外国人の方にもコミュニティの中で役割を果たして頂くことを目標にしています」
――グローバル人材の育成にも力を入れていますね。
「横浜から世界を目指す若者を応援する事業を行っています。市内在住、在学の高校生を対象に海外留学を支援しており、今後はより大きな事業にしていきたいと思っています」
――市民へメッセージを。
「2020年には東京五輪・パラリンピックが開催され、さらに注目されます。国際都市としての横浜をさらに充実させるためにも、ぜひ皆さんに活動へ参加して頂き、皆さんの力を得て国際事業を進めていきたいと思っています」
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