磯子区の区政運営方針が5月14日に公表された。今年度は「『地域の人たちとともにつくる暮らしやすいまち・いそご』を目指して」を基本目標に、健康づくり、防災対策、にぎわいづくりを重点項目に掲げている。
目標達成に向けた施策として▽地域の課題解決に向けたつながりづくり▽ともに支え合い、いきいきと暮らせるまち▽安全・安心で住みやすいまち▽魅力にあふれた住みやすいまち――の4つを挙げている。
身近な地域での見守り・健康づくりの取組支援、防災対策と発災時における体制整備への取組、地域のにぎわいづくりや活性化への取組を重点項目に。地域で介護予防に取り組む高齢者グループへの支援や保健活動推進員によるウォーキングイベントの開催、認知症高齢者への理解促進と地域の見守り体制づくりの推進などに取り組む。
昨年緑区で発生したがけ崩れによる死亡事故を受けて、がけ崩れに備えたすみやかな避難支援を事業に加えた。今年も磯子まつりや音楽祭を開催し活性化をはかりながら、魅力あふれるまちづくりを目指す。
新規事業は6つ
2015年度に終了する第2期磯子区地域福祉保健計画「スイッチON磯子」の第3期策定や「はまっ子ふれあいスクール」から「放課後キッズクラブ」への転換、放課後児童クラブへの支援を行う。子育てでは磯子区のオリジナル育児日誌を作成し、こんにちは赤ちゃん訪問事業で配布。商店街関連では、朝市の開催、プレミアム付商品券の利用促進を実施する。区の将来像を見据えた取組では、区のまちづくり方針の検討を行う。区民サービスでは、生活困窮者自立支援制度の出張相談会を開催する。
区政推進課の担当者は「区職員も地域に伺い、皆さまと話しをしながら関係性を築き事業を進めていきたい。区の特色、財産でもある地域のつながりをさらに強化していきたい」と話した。
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