磯子区役所区民ホールで5月20日、石巻進化躍進支援バザール「うんめぇもん市」が開催された。
この取り組みは、区内に拠点を置くNPO法人「ヒューマンフェローシップ」による若者就労支援プログラム「よこはま型若者自立塾」の活動のひとつ。市と協力し、東日本大震災で被災した石巻市の物産を使った弁当や総菜を、ニートやひきこもりだった横浜の若者がスタッフとして調理、販売している。これまで、横浜市役所や各区役所などで開催されており、売り上げの一部を復興支援金として寄付している。担当者は「活動を通じてコミュニケーションが苦手だった若者も、お客さんとの接し方などを学びながらやりがいを感じている」と話す。
この日ブースに並んだのは、わかめスープなどの水産加工品や石巻産のいちごを使用したキャラメルなどの人気商品。販売を行っていたスタッフは「石巻から取り寄せた食材を使って作ったお弁当も目玉商品」と説明していた。買い物に訪れた人も「今日のお昼ご飯にしようと思って楽しみにしていました」と嬉しそうに話していた。
磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|