洋光台南公園で10月31日、減災や防災について楽しく学ぶ「磯子区防災フェスタ」が開催された。
区内唯一のヘリコプター飛行場外離着陸場に指定されている同公園。冒頭には、災害発生時を想定した市消防局航空隊のヘリコプターの着陸訓練が行われた。市消防音楽隊の演奏も披露され、会場に集まった約400人の地域住民らが一糸乱れぬ演技を楽しんだ。
航空隊職員によるヘリコプターの説明には、大人も子どもも真剣に耳を傾けた。機内を見学した子どもは「広くてかっこいい」と興奮気味に話していた。洋光台連合自治町内会の三上勇夫会長も「今回の機体は過去訓練した機体よりも大型と聞いていた。機体が大きくてもこの公園に無事離着陸できることがわかってよかった」と話した。
会場には、消防団の活動紹介や起震車、煙体験など、防災について学ぶコーナーも設置。来場者はイベントを楽しみながら減災や防災への理解を深めていた。
イベントを主催した磯子消防署の青木哲郎署長は「地域の方がたくさん来て下さったと感じる。催しを通じてヘリの離着陸だけでなく、減災・防災の取り組みへの理解を深めていただければ幸い」と話した。
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