区内スポチャン剣士ら 世界選手権で銅メダル 4人が5種目で獲得
山王台スポチャンクラブ(以下山王台)や横浜杉田スポチャンクラブ(以下横浜杉田)など、区内で練習する4人の剣士たちが、駒沢オリンピック公園総合運動場(東京都)で11月1日に開かれた「第41回スポーツチャンバラ世界選手権大会」で優秀な成績を収めた。
横浜杉田出身で早稲田剣隼会スポチャンクラブの川端崇陽選手が長剣フリー初段の部で、同じく横浜杉田の宮本真也選手が同2段の部でそれぞれ銅メダルを獲得。宮本選手は短槍の部でも、同クラブの眞保篤選手とともに銅メダルを手にした。山王台の宮之前琉花さんは、基本動作5・6級の部で銅メダルを獲得した。
宮本選手は短槍の部・準決勝で、金メダルを獲得した埼玉県の伊藤真樹男選手と対戦。互いに譲らず試合が長引くも、最後、相手の一本が決まり敗退。「同じ選手と対戦する機会があれば、次は負けないようにしたい」とリベンジを誓う。宮之前選手は、型の美しさを競う基本動作の部で「剣先がぶれずにできた。今回も勝てない選手がいたが、メダルを取れてよかった。今後は大きな大会で金メダルを取りたい」と意気込む。
インストラクターの神谷幸博さんは「もともとレベルの高い選手たちなので、みんな普段通りの実力を出せた結果だと思う。来年は金・銀のメダリストが出るようにしたい」と話した。
|
|
|
|
|