アンコールでは会場が一体となって演奏を行った（写真提供：Keiichi kimura）
今年で第３回となった磯子音楽祭が12月13日、磯子公会堂で行われた。
約５５０人が訪れ、満員となった会場では、「音楽で巡る世界の旅」をテーマに、磯子区にゆかりのある５団体が演奏を披露。区内の子どもたちが多く参加する「横浜少年少女合唱団」のステージでは、会場に高らかな歌声が響き渡り、バンドマスターが杉田出身の「しわしわーず」のビッグバンド演奏では、ジャズの音色に合わせて会場が盛り上がった。カリブの打楽器、スティール・パンの演奏グループ「テラパン」のステージでは、奏者が会場に降りてパフォーマンスをする場面も。観客たちは、普段聞けないスティール・パンの音色とパフォーマンスを楽しんでいた。
同イベントは今年から区民文化センター杉田劇場が主体となって内容を企画し、プログラムを一新。公演も有料化された。訪れた観客は「今回から有料になったのでどんな内容になるか気になっていた。これまで知らなかった地域にゆかりある団体の演奏が聴けて楽しめた」と話していた。
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