磯子警察署(山口雅見署長)で1月19日と20日の2日間、署員を対象とした認知症の特徴と認知症患者への対応法を学ぶ「認知症サポーター養成講座」が行われた。
今回の講座は、徘徊時など認知症患者に接する機会が多い警察官に適切な対応を身につけてもらおうと実施。区高齢・障害支援課や近隣の地域ケアプラザの職員らが講師を務め、認知症についての講義を行ったほか、認知症の特徴と対応方法を紙芝居や寸劇で紹介した。
講座には2日間で約100人が参加。犬の散歩に出かけ、迷ってしまった患者への対応を考え、実際に寸劇で披露する場面もあった。実演を通じ「優しく声をかける」、「一緒に解決方法を考える」ことなど、適切とされるサポート方法を学び、理解を深めていた。
同署には実際に、認知症患者が自宅からいなくなったという相談も寄せられる。講座に参加した署員は「認知症について学ぶ機会は少ない。講座を参考に先入観を持たず優しく接することができれば」と話した。
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