スポンサーを持たずに映画ファンが手作りで開催している「ヨコハマ映画祭」が2月7日に関内ホールで行われ、映画ファン約1100人が集まった。
今回で37回目となる同映画祭の表彰式には、主演女優賞を受賞した綾瀬はるかさんや最優秀新人賞の広瀬すずさんら、昨年の日本映画の顔となる豪華な顔ぶれが揃った。横浜出身の藤野涼子さん(最優秀新人賞)や保土ケ谷区在住の大崎章監督(『お盆の弟』)も登壇。1人ずつあいさつをした後にファンが花束を手渡しにいく場面もあり、客席と舞台が近いヨコハマ映画祭ならではの交流もみられた。
鎌倉を舞台にした『海街diary』 が作品賞、主演女優賞、最優秀新人賞、監督賞、撮影賞と5冠を獲得。是枝裕和監督は鎌倉に実在する民家をロケ地に使ったエピソードを話した。
主演男優賞の永瀬正敏さんはあいさつで、「生んでもらった場所が映画であり、横浜だと思っている」と横浜愛を語った。特別大賞を受賞した樹木希林さんは、「色んなトロフィーをもらったけれど、ヨコハマ映画祭が一番かっこいいの。姪が継いだ野毛の実家の店に置いてもらって、撫でるとご利益があるようにしてもらえたら」と、軽快なトークで会場を盛り上げた。
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