区内の公共施設を知ってもらおうと、磯子区館長連絡会が毎年春の大型連休期間に開催しているスタンプラリー「いそっぴゴールデンウィーク」。恒例イベントとして地域に定着する中、今年度の参加者は1559人と、前年から285人増加したことがわかった。事務局のいそご区民活動支援センターが発表した。
同企画は、区内の地区センターなどを巡り、スタンプを4つ集めると景品がもらえるというもの。施設を知ってもらうことや、公・民といった各施設の運営の立場を越えた連携を目的に2010年から開始している。14年には参加者が1千人を超え、区内の小学生へ台紙を配布した昨年は1274人と、回を追うごとに増加している。
今年度は25施設が参加し、それぞれ凝った景品も用意。杉田劇場の中村牧館長は「スタンプを集めに初めて来館する方もいた」と振り返る。ほかの施設の職員も「ラリーで施設を知って以来、本を探しに来るなど、施設を利用するようになった方もいる」と話す。
事務局は「約2週間という短い期間で1500人もの方が区内の施設を巡ってくれたことを嬉しく思う。訪問を機に施設を知って、今後何かの時に利用してもらえたら」と期待する。
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