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公演で慈善金23万円 「熊本の復興に役立てたい」

社会

掲載号:2016年7月7日号

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募金をする来場者(上写真左)とヨアン氏のピアノリサイタルの様子
募金をする来場者(上写真左)とヨアン氏のピアノリサイタルの様子

 熊本地震の被災地を支援しようと、杉田劇場(中村牧館長)で6月30日、ルーマニア出身の世界的ピアニスト、ヨアン・ドラゴス・ディミトリュ氏によるチャリティーコンサートが開催された。

 同コンサートは、ヨアン氏の婚約者の母親で、磯子在住のルーマニア人の中西ジェッタさんと、ともに国際交流活動に取り組む「おもいっきり楽しい国際交流グループ」の岩村玲子さんらが、ヨアン氏の来日に合わせミニコンサートとして企画していたもの。準備を始めた矢先に熊本地震が発生し、同館の中村館長の打診からチャリティーコンサートとして実施する運びとなった。

 コンサートには226人が来場。会場入口では来場者に500円以上のチャリティーが募られた。趣旨に賛同した企業の協力でルーマニア産ワインのチャリティー販売も行われた。

 ヨアン氏はベートーヴェンやショパンの楽曲をはじめ、「赤とんぼ」など日本の童謡、磯子区にゆかりのある美空ひばりの「川の流れのように」も演奏。来場者たちは世界的ピアニストの演奏に大きな拍手を贈った。

 コンサートでは19万540円の募金とワインの売上4万8千円の計23万8540円が集まり、主催者の杉田劇場では「賛同していただき厚くお礼申し上げます。慈善金は市を通じて熊本県に届け、復興に役立ててもらいます」と話した。