滝頭地区連合町内会(林貞三会長)が1年間無火災を達成したとして9月16日、連続無火災地域表彰を受けた。磯子区役所で行われた表彰式では「市民防災の日」磯子区推進委員長の小林正幸区長から林会長に感謝状が贈られた。
同町内会では2015年7月21日以降、無火災を継続。同地区は、市の重点対策地域に指定されていることもあり、日頃から訓練を行い、防災意識を高めている。スタンドパイプ式消火器を導入するなど防災力強化に努めている。
林会長は「無火災を目標に防災訓練などに取り組み、このような結果になりうれしい。また、消防団第二分団の方々が無火災を呼びかけてくれており、そのようなことも効果があったのでは」と話した。
横浜市における連続無火災表彰基準は、世帯数ごとに達成期間を設定。同町内会が該当する1万世帯未満では、1年間で「市民防災の日」推進委員長表彰、その後1年経過ごとに消防局長、横浜市長表彰となる。
磯子消防署によると、2016年1月から8月までに区内で起きた火災件数は18件で、前年同時期より2件増えた。主な原因は放火、たばこ、配線器具だった。
同署予防課の担当者は「これからは空気が乾燥し火災が起きやすくなる。住宅の周りに燃えやすいものを置かない、コンセント周りのほこりはこまめに掃除するなど、火災が発生しにくい環境を作ることが大事」と注意を呼びかけている。
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