港南区・栄区版 掲載号:2011年1月27日号
  • googleplus
  • LINE

2月3日に的射を行う鹿嶋神社の総代 福嶋 浩之さん 上大岡東在住 48歳

伝統を継承する一投

 ○…厄年の人が”鬼”と書かれた大きな的を担いで町内を練り歩いて厄を集め、弓で射抜いて燃やすことで穢れを祓う厄除け行事「的射(まとい)」。鹿嶋神社の神事などを支える世話人会の総代として、2月3日の本番に向け、準備に余念がない。「年々訪れる人が増えている。子どもから大人まで多くの人に観てもらいたい」と期待に胸を膨らませる。

 ○…鹿嶋神社の的射は元禄時代より始まったとされているが、第二次世界大戦で中断。昭和59年に復活するまでの約40年間途絶えていたという。「私が子どもの頃、神社では的射や他の神事が行われていなくて寂しかった」。しかし、だからこそ今の子ども達には神社の行事を通じて楽しい思い出を残してもらいたいと強く願う。現在では、1月には無病息災を願う「どんど焼き」、8月には神輿を担ぐ「例大祭」と年間通じて神事を行っているが、その活動の原動力は子ども達の存在だ。「復活した的射を二度と途絶えさせたくない。派手にやるのではなく、継続していくことが大事なんだ」と言葉に自然と力が入る。

 ○…普段は(有)セドの代表取締役として不動産管理をしているほか、横浜港南ロータリークラブの社会奉仕委員長、上大岡第二町内会副会長を務める。社長業や奉仕活動、地域活動と忙しい毎日だが、小学2年生の息子と過ごすひと時が一番の楽しみなのだとか。「なかなか時間がないけど、たまにサッカーをする。可愛くて仕方ない」と目じりを下げ、たちまち優しいパパの顔に。息子も毎年的射を楽しみしているそうだ。

 ○…当日は小さな子どもも大人に手を添えられて弓を引き、思いは手を通じてしっかりと受け継がれていく。「この経験はきっと強く記憶に残るはず。子どもたちにとって上大岡が”ふるさと”になれば嬉しい」。上大岡に生まれ育った生粋の”上大岡っ子”は、次代を担う子どもたちに先輩らの思いや伝統、技術の継承に情熱を燃やしている。
 

港南区・栄区版の人物風土記最新6件

酒井 茂さん

中学校の美術教諭として働くかたわら油彩画の個展を開く

酒井 茂さん

3月15日号

遠藤 吉隆さん

港南歴史協議会のメンバーとして神話、神社についての講演を続ける

遠藤 吉隆さん

3月1日号

柳田 煌海(こうかい)さん(本名・満)

栄区書道協会の会長として18日までリリスで20回目の作品展を開いている

柳田 煌海(こうかい)さん(本名・満)

2月15日号

尾上 陽子さん

園長としてNPO法人「こどもの広場もみの木」設立20周年を迎え、リリスで作品展を開く

尾上 陽子さん

2月8日号

宇田川 悟さん

理容師として神奈川県から優良衛生技能者表彰を受けた

宇田川 悟さん

2月1日号

澤部 哲矢さん

神奈川県剣道連盟の副理事長などを務め、県の体育功労者として表彰された

澤部 哲矢さん

1月25日号

自治会町内会に入ろう!

ホームページで活動情報を発信中!ぜひ1度ご覧ください。

http://www.konan-kurenkai.org/

福聚院墓苑 樹木葬墓地完成

1区画(3霊)30万円~ ☎0120・514・194へ

http://www.514194.co.jp

<PR>

港南区・栄区版の関連リンク

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

小原孝ピアノコンサート

小原孝ピアノコンサート

5月20日 タウンニュースホール

5月20日~5月20日

港南区・栄区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年3月15日号

政治の村で詳細情報発信中

お問い合わせ

外部リンク