警察官が武を披露 区内の安全へ決意新たに
一本を決める佐藤巡査部長
港南警察署（村田憲彦署長）は１月27日、日頃鍛えた柔道や剣道などの武道を区民に披露する武道始式を同署内の道場で実施した。
当日は剣道高点試合に始まり、柔道高点試合、逮捕術試合と行われた。続いて柔道５人掛けでは川崎署の佐藤幸範巡査部長（五段）が、また、剣道５人掛けでは港南署の正代賢司巡査部長（五段）が登場し、それぞれ署員５人を相手に完勝と貫禄を見せた。最後に署員が飲酒運転、振り込め詐欺、ひったくり等の犯罪を捕まえる寸劇を披露。区民から拍手を浴びていた。
村田署長は「署員の武道を見てもらい、安心してもらえたのでは」と話したほか、昨年は一昨年に比べ、刑法犯が１４４件増加したことにふれ、「昨年は乗り物盗が多く、犯罪件数が増えてしまったので、今年は１件でも身近な犯罪を減らしたい」と強い決意を話した。
全日本剣道選手権で優勝経験もある正代巡査部長（左）
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