エコドライブを学習 区民対象に実技講習を実施
実車を使用し、講習会を実施
港南区地球温暖化対策推進本部らは２月９日、京急上大岡自動車学校で「港南区エコドライブ講習会」を実施した。
これはエコに対する意識を高めるとともに、アイドリングストップや急発進防止など環境に優しい運転”エコドライブ”を実際に体験して学ぶというもので、今回が初めての試み。区内の男女20人が参加した。 エコドライブとは、主に【1】発進時は徐々にアクセルを踏み込む、【2】巡航時は一定速度を保つ、【3】減速・停止時はエンジンブレーキを活用するという点を意識した運転。
講習会では参加者が通常運転で走行データを計測した後、日産自動車（株）の実技指導者が運転する車に同乗し、エコドライブテクニックを学習。その後、再度エコドライブを意識した運転で走行データを計測し、通常運転したときのデータと比較するなどして理解を深めた。
アドバイザーの田中和雄さんは「意識すれば誰でもエコドライブできる。安全運転にもつながるのでぜひ実践してほしい」と話した。
また、参加者の１人は「普段の運転を見直すきっかけになった。一般道では周囲の運転やペースが気になってしまいそうだが、まずは出来ることから心掛けたい」と語っていた。
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