平成23年度自主企画事業 テーマは"つながりづくり" 重点事業などに１億４１３６万円
港南区平成23年度編成予算案がこのほど発表された。23年度は「ひとがつながる ふるさと港南 まちづくり」をテーマに自主企画事業費に１億４１３６万１０００円、区庁舎・区民利用施設管理費に６億５５４７万７０００円の計７億９６８３万８０００円を計上。自主企画事業では３項目を重点事業として位置づけ、新規事業も１項目設けた。
重点事業の１つ目は「地域で子育て応援事業」（６５３万４０００円）。上大岡・港南台・上永谷で親子対象のイベント開催、子育て支援拠点「はっち」と子育ての居場所「わっ！ふる」・「ひまわりひろば あっぷっぷ」を核にした子育て支援、発達障害やＤＶなど専門的な相談・支援などで、安心して子育てできる仕組みづくりを実施する。
２つ目は「災害に強いまちづくり事業」（２１５万円）。災害による被害を最小限に抑えるため、地域や家庭における日頃の備えを地域主体のキャンペーン実施で推進していくというもの。災害時の要援護者対策ついては自治会町内会活動の取り組みを中心に、先進地区での取り組みを紹介する出前講座を実施するなどして支援していく。
３つ目の「地域福祉保健活動推進事業」（５６３万円）では、地域の課題解決に向けて連合単位で取り組みをまとめた「地区別計画」と「第２期港南区地域福祉保健計画」の周知と推進が重点。区内の福祉保健活動を共有するフォーラムの開催など推進体制を整備しつつ、地区別計画推進事業等には助成金を交付する。
また、新規事業の「みんなでつくるふるさと港南事業」（３４７万円）は、区の花・ひまわりを区内各地に栽培するほか、河川の環境や景観を保全することで区民のふるさと意識の醸成を図っていくという。
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