包丁さばきに四苦八苦 大谷福寿会 男の料理教室
大谷(おおやと)町内会館で2月16日に開催された料理教室に参加したのは、平均年齢75歳の男性ばかり16人―。
これは、大谷町内会の老人会「大谷福寿会」(田中昭八会長)が主催したもの。同世代の交流を図るとともに、妻が病気になった時など「いざという時のために、男性でも簡単な料理くらいはできるようにしておかないと」と企画したのだそう。
当日は港南福祉保健センターの職員らが講師を務め、米の研ぎ方から味噌汁、缶詰や冷凍食品を利用したおかずなどの調理法を伝授。参加者は慣れない包丁で野菜を細かく刻むことに四苦八苦しながらも、和気藹々とした雰囲気のなかで料理を楽しんでいた。
港南在住の柏倉清記(せいき)さん(69歳)は「1人所帯になった時のために知識を付けておきたい」と参加。「普段まったく料理をしないので、単に味噌汁といってもだしや味噌を入れるタイミングが分からなかった。これで奥さん孝行もできるかな」と感想を話していた。
田中会長は「自分で作ったものはうまいと楽しんでいたし、料理に自信をもった人もいた。またやりたいね」と満足そうだった。
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