音楽で被災地の力に 演奏家20人が交代で6時間演奏
東日本大震災被災者への救援募金を集める「マラソン・コンサート」が4月9日、ウィング上大岡2階ガーデンコートで開催された。
これは、港南区民文化センター「ひまわりの郷」で定期的にコンサートをプロデュースする横浜楽友会の平井満さんが、被災地の復興を支援しようと企画したもの。趣旨に賛同したチェロ奏者の藤原真理さんやピアニストの伊藤恵さんら日本を代表する演奏家20人が無償で出演し、12ステージ計6時間にわたり演奏。シューベルト「アヴェ・マリア」や「アメージング・グレイス」、バッハ「G線上のアリア」などの楽曲を披露した。
会場を訪れた人は「一流の演奏家による演奏を間近で観ることができ、震災後に疲れていた体が音楽で癒された」と話し、”チケット代”として募金。当日は総計114万8825円が集まり、NHK厚生文化事業団に寄付された。
平井さんは「演奏家たちの『何かしたい』という思いで実現した企画。1日も早く被災者に笑顔が戻ってほしい」と話していた。
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