保育園児が農耕作体験 野庭農専地区で地産地消推進事業
地産地消を推進する取り組みとして、野庭・野庭第二・港南はるかぜ・SUNはるかぜ保育園の年長園児が、野庭農業専用地区で農家、ボランティアと一緒にさつまいもを育てる農耕作体験を始めている。
これは、港南区がふるさと意識の醸成と自然環境の保全を目的に進めている「みんなでつくるふるさと港南事業」の一環。各種の野菜を生産している野庭農業専用地区をPRし、区民に地産地消の意識を持ってもらうことに加え、保育園と地元農家、近隣ボランティアが交流することで地域の活性化を図ることが目的だ。
5月27日には野庭農業専用地区内にある上永谷町に、野庭保育園うちゅう組の園児21人と野庭第二保育園かぶとむし組の園児25人が集合。園児達は畝に一列に並び、ベニアズマなど3種のさつまいもの苗を丁寧に植えつけた。園児達はその後、近隣の畑で野菜の生育を見学。園児達は「面白かった」「さつまいもが大きくなったら、食べたい」などの感想を話していた。また、畑を提供し、事業に協力している奈良橋秀之さんは「農耕作体験は子どもたちの食育になる。また、野庭農業専用地区を知ってもらう機会になったのでは」と感想を語った。
今後、園児達は夏に草取りとつるおこしを実施し、秋に収穫を行う。収穫したさつまいもは園での給食やおやつに活用し、農家を招待して一緒に味わい、交流する。また、近隣の福祉施設にプレゼントすることなども予定している。
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