港南区・栄区版 掲載号:2011年6月30日号
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港南区商店街連合会の会長に就任した 早川 恭三さん 芹が谷在住 76歳

兄の言葉を胸に抱き

 ○…芹が谷銀座商店会で18年間にわたり会長を務め、6月からは港南区内の商店街をまとめる立場に。「意見をポンポン言える性格じゃないからリーダー向きではない」と控えめに話しながらも、会員の親睦を重視したいと会長として明確な目標をもつ。「人の和を大切に、ざっくばらんに話し合える間柄でいたい」。大型店進出で商店街の衰退が全国的に叫ばれる昨今、個人事業主にとって悩みを共有できる仲間の存在は大きな心の支えとなるからだ。

 ○…中学3年時に両親が離婚。兄姉と母親に引き取られた。9歳上の兄・博さんは勤めていた会社を辞めて修行を積み、南区にパン屋を開業。家を盛り立てようと奮闘する長兄の姿に感化され、高校を卒業すると店を手伝うように。実は親戚に多いこともあって、幼少期から医者の道を目指し、大学進学を考えていた。しかし、「自分ばかり夢を追うことはできないし、それよりも皆でお袋を支えようという気持ちだった」と、家族の絆を優先させた。

 ○…結婚を機に独立を考えていたところ、昭和41年に芹が谷銀座商店会が設立。そこに念願の店舗を構えた。午前2時頃からひっきりなしにパンを焼き、10時間以上も立ちっぱなしの過酷な仕事。それでも試作品を作っては客に食べてもらい、その反応を見て試行錯誤しながら新商品を完成させるのが楽しかった。キムチを具に入れたパンを作ったこともあったが、「出入りしていた永谷高校で生徒に試食してもらったら、全然合わないって。散々な評価だった」と言いながら、愉快そうに笑う。

 ○…「自分の性格をつくってくれたのは兄貴」と尊敬する博さんは、3年前に他界。人望が厚く、横浜市内の製パン業者で構成する組合の理事長も務めた。「人の和を大事にしなければ人の上に立てない。人の和を大事にすれば、皆が支えてくれる」。会長になった今、兄から教えられた言葉が胸に重く響いている。
 

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