心の鍛え方を講演 サッカー・LOVE・港南
港南区サッカー協会所属の団体「サッカー・LOVE・港南」は6月12日、港南台ひの特別支援学校でスポーツメンタルコーチの布施努氏を講師に招き、「指導力アップの為のスポーツ心理学からのヒント」と題して講演会を開催した。
同団体は区内の少年サッカーチームに所属している子どもの母親らで構成し、毎年講演会を実施している。布施氏は集まったサッカー指導者や父母約350人を前にパフォーマンスの構成要素である「心・技・体」のうち、「心」をどのように鍛えていくかについて講演。布施氏は技術だけでなく、「心」の部分で「ライフスキル」(日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な心理社会能力)を重視した指導が重要とした。
また、人間が高いパフォーマンスを出す際は、挑戦する課題と認識する自身の技術とのバランスが釣り合っている状態にあるとし、この状態を作り上げる力が必要と話した。また、指導者はこのバランスを調整できる選手を育てるべきと話していた。
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