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葬儀相談会レポート 求められる事前相談その理由とは... 理想の葬儀を記すノートも人気
人生を締めくくる大切なセレモニーである葬儀――。”終活”という言葉も広く聞かれるようになった一方、悲しみを連想させる葬儀にマイナスイメージを抱き、考えることから遠ざけてしまいがちではないだろうか。だが、いざ不幸に直面した時は気が動転し、何から手を付けたらよいのか戸惑う人が多いのも現実だという。弊紙ではそんな不安を事前に解消する場として京急メモリアル上永谷斎場が毎月開催している無料相談会に参加し、1級葬祭ディレクターの奥原由実さんに話を聞いた。
―限られた準備期間で、幾つかの葬儀社から相見積りをとることはできますか。
「可能です。葬儀費用、式場やスタッフの雰囲気も葬儀社により異なるので、十分に比較検討されると良いでしょう。しかしながら、お打ち合わせには1社につき数時間を要し、ご看病などの疲労もおありになるなか、かなりの集中力も必要になります。だからこそ、事前相談を受けていただくことが大切と考えます」
―しかし、自分や身内の死を考えるのは辛いものですね。葬儀相談を受ける方は実際にいらっしゃいますか。
「ご相談者は増加傾向にあります。お元気な方も見受けられ、笑い声さえ聞かれる雰囲気で行われることもあります。その背景には人生の締めくくりを自分で決めたい、自分らしいものにしたいという考えが増えているからではないかと思います。また、参列者や弔辞を読んでもらいたい人など、自分の死に対する想いや葬儀の希望を書き込む”エンディングノート”も書店で購入できるので、利用してはいかがでしょうか」
―家族葬の長所は。
「参列者は家族や親族、ごく親しい友人に限られるので気配りの負担が少なく、故人様とのお別れに集中しやすいことです。また、個性的な葬儀も可能になります」
―では、短所はありますか。 「葬儀に参列できなかった方々が、その後自宅へ訪問されるので、その都度おもてなしや返礼品の準備に苦労される話を聞きます。また、葬儀に参列できず、故人様と直接お別れすることができなかったために、死別悲嘆からなかなか回復できず、心のケアが必要になるケースもあるようです。家族葬を考える際には、故人様が家の外で築かれた交友関係も考慮された上でご検討されるとよいのではないでしょうか」
―ありがとうございました。
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