南部病院に最新鋭CT装置 質の高い医療を目指し、設備投資
済生会横浜市南部病院は最新鋭のCT装置を導入し、7月25日から使用を開始している。
導入したCT装置は東芝メディカルシステムズ(株)の「Aquilion(アクイリオン)ONE(ワン)」で、横浜市内では初の導入。従来比5倍となる0・5㎜×320列の検出器を搭載していることが特徴で、1回転0・35秒で最大16cmの幅を撮影できる最新鋭装置。1スキャンで脳や心臓などの立体画像を得ることができるため、呼吸停止時間が短く、幼児など呼吸停止が難しい患者にも対応できるようになる。また、造影剤量、被ばく量も少なくなり、患者負担を軽減させている。
同病院は今回のCT装置に加えて10月末までに別のCT装置1台を導入する計画。同病院担当者は「横浜市の南部エリアは高齢化が進み、心臓や脳の疾患が増えている」と話しており、CT装置の更新で質の高い医療を提供していきたいとしている。また、「高価な機械だが、地域貢献ということも考えて設備投資をした。地域の医療機関と共同で利用し、命を守るのに役立てたい」と話している。
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