港南区・栄区版 掲載号:2011年8月4日号
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トレイル・オリエンテーリングの世界大会にパラリンピッククラスの日本代表として出場する 高柳 宣幸さん 笹下在住 69歳

地図を手に、信じた道を

 ○…地図とコンパスを頼りに約2Kmのコースを回り、チェックポイントの課題にいくつ答えられたかで勝敗を競う「トレイル・オリエンテーリング」。8月13日からフランスで行われる世界大会に、パラリンピッククラスの日本代表選手として出場する。世界大会は2年ぶり、2度目の挑戦。前回は世界とのレベルの差に圧倒されたというが、「勝負の決め手は地図を正確に読む力。行く限りは上位を目指したい」と意気込みを語る。

 ○…事故は25年前、仕事中に落下物が頭を直撃し、頚椎を捻挫。その後遺症で左半身に麻痺が残り、40代半ばで中途障害者になった。ふとした日常生活でハンデを感じては、「何で俺が」と葛藤する日々。そんなとき、障害者も一緒に競技を楽しめる「トレイル・オリエンテーリング」が一歩踏み出すきっかけをくれた。時には起伏のある山道を行く競技に辛くなることもあるというが、「途中で棄権したらそこでおしまい。ゴールした時の達成感と爽快感がいい」。朗らかに話す横顔に、ハンデを乗り越えてきた努力の跡が滲む。

 ○…現在、港南区体育協会のオリエンテーリング部で部長を務める。子どもから高齢者、障害者も一緒に楽しめる競技の魅力をPRしようと意欲的で、年に数回は区内の公園などでイベントを開催する。日本では「大学生を中心に徐々に競技人口が増えてきた」というが、世界と比べるとまだまだ。「今は土壌づくりの段階。もっと普及させたい」と今後の目標を掲げる。

 ○…ハンデを抱えながら競技に打ち込めるのは、妻の理解と協力があってこそ。体のことを誰よりも心配しながらも、大会は「気をつけて行ってらっしゃい」と応援してくれる。目前に迫った世界大会という大舞台。ライバル達との戦いに緊張もするが、「競技が終われば仲間。交流も楽しみ」とにっこり。ハンデを負った過去は振り返らず、目指すはゴールのみ。1人の競技選手として、世界に挑む。
 

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