障害児と楽しい夏休み こうなんなつっこ 2011
港南区社会福祉協議会(区社協)は港南台ひの特別支援学校で8月8日、15日、16日、18日、19日の5日間、学齢障害児夏余暇支援事業「こうなんなつっこ2011」を実施した。
これは小1から高3までの障害児を対象に、ボランティアと一緒に遊ぶことで楽しい夏休みを過ごしてもらうことを目的に毎年開催されているものであり、保護者のリフレッシュも兼ねている。
子どもたちは期間中にプールや工作、料理、音楽鑑賞などを楽しみ、ボランティアと夏休みのひとときを過ごした。
公募で集められたボランティアは中学生から高齢者まで幅広く、参加人数は5日間でのべ96人。「将来は福祉関係の仕事に就くのが夢」と話す区内の中学生や、社会福祉士を目指して研修中の大学生など、福祉事業への関心度の高い学生も見られた。
子どもを参加させていた保護者は「子どもが親と離れて過ごす機会は少ないが、地域の人々に支えてもらってこのような経験ができ、とてもありがたい」と話していた。
また、区社協の担当者は「ボランティアは純粋に子どもたちとの交流を楽しみ、子どもたちもまた、親や先生以外の人と関われる数少ない機会を楽しんでいる」と事業の魅力を語り、「自然な雰囲気の中、互いに対等な関係づくりができているのがなつっこの特徴」と、地域と人のつながりの大切さを改めて語っていた。
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