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港南区・栄区版 公開:2011年9月29日 エリアトップへ

ボランティアグループ「SKY」代表 田口 恭平さん 笹下在住 25歳

公開:2011年9月29日

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受け継がれる地元愛

 ○…日下小学校の児童見守り活動を毎朝行っているボランティアグループ「SKY(エスケーワイ)」の若き代表。子ども達の放課後の安全な遊び場を提供する放課後児童クラブ「はまっ子ふれあいスクール」のOB・OGがメンバーの中心で、清掃や地域のイベントなどにボランティアとして参加している。

 ○…自身も通っていたはまっ子で、中学生の頃からクラブ運営の手伝いや子ども達の遊び相手をしてきた。今では先生達よりも古株となり、社会科見学の際に障害児の補助役を頼まれるなど学校からの信頼も厚い。SKYは元々、はまっ子出身のスポーツ仲間のグループ名。しかし東日本大震災後、「自分達も何かしなくては」と思い立ち、4月からボランティア活動を始動。活動の幅を広げようと、はまっ子のOB・OGに声をかけ、現在は思いに賛同してくれた中学1年生から25歳の16人が活躍中だ。

 ○…本来なら友人や恋人と遊びたい盛りの20代。しかし「休日は子ども達が学校に来ないから暇」と語る大の子ども好きで、校内を歩けば子ども達から「ちいにい」と呼ばれ、あっという間に取り囲まれる程の人気ぶり。中高と水泳部で活躍し、日本体育大学に進学した根っからの体育会系だが、一方で折り紙講師の免許を持つ意外な一面も。「一緒に工作すると楽しい」と無邪気に笑い、スポーツでは「絶対手を抜かない」と真正面からぶつかる姿勢が子どもを惹き付ける。

 ○…先日届いた消防士試験の合格通知。来春からは東京に住まいを移すため代表を退く。活動の継続に不安も感じるが、指示をしなくとも中学生のメンバーは率先してイベントの手伝いに参加し、小学生は自発的に煙草の吸殻を拾ってきてくれるようになった。意識はしなくても、その背中を見て自然と引き継がれつつある地域への想い。そんな後輩達に頼もしさを感じつつも、「休日には子ども達に会いにここへ帰ってきます」と少年のように笑った。
 

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