吉原東町内会(高森政雄会長)に6月に結成された「カッコーパトロール隊」の出陣式が10月14日、港南警察署で行われた。
同町内会は昨年4月、町内会の編成により新たに発足。これに伴い、地域の安全を守るパトロールの実施について高森会長から相談を受けていた同町内会のシルバークラブ「ひまわり東クラブ」(伊藤昭夫会長)が中心となって同隊の結成を企画したという。
このなかで、クラブの会員から「何か変わった活動を」との提案があり、試行錯誤の末に「カッコー」と聞こえる拍子木の叩き方を編み出した。また、鳥のカッコウは他の鳥の巣に卵を産み付けるという特性があることから、「外出の際は戸締りを」との意も込め、同隊の名称を決めたという。
出陣式であいさつに立った同署の村田憲彦署長は、「非常に良いネーミング」と結成を喜び、「地域の犯罪抑止には警察だけではなく、皆様の力が必要」と訴えた。また、高森会長は、「時間的な都合などでパトロールに参加できなくても、自分たちの街は自分たちで守るという意識が大切」と話していた。
同隊は今後、毎週2日間の日程で地域パトロールを実施していくという。
|
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|